メンバー
- 私
- nariさん(山と川の日記 : 奥鬼怒野湯行)
行程
- 2009年11月02日
- 09:50 鬼怒川駅
- 12:00 平家平温泉バス停
- 14:30 湯沢
- 2009年11月03日
- 12:00 湯沢
- 14:30 平家平温泉バス停
- 17:10 鬼怒川駅
黒部下の廊下へ行く予定だったけど、雨で危険と判断したため鬼怒川源流のひとつ、湯沢へ。どうやら野湯があるらしく、初体験のため非常に楽しみだ。
鬼怒川温泉までのアクセスは東武がJRに乗り入れてるおかげで非常に楽になったけど、バスが非常に長い。途中休憩があるバスなんて初めて乗った。バスからの景色は紅葉も綺麗で非常に良く、これが晴れだったら…と悔やまれる。
平家温泉バス停から湯沢までは少しのアップダウンがあるぐらいの道で非常に楽だった。しかし、それが後に油断につながり、事故一歩手前までいってしまった。道は比較的楽だったが、途中の沢まで来て唖然とした。道が無い!丸太の橋が流されている!

…ということはもしかして水の中に入る?靴を履いたまま渡れそうな箇所を探してみるものの見つからないため、急遽靴を脱ぎ靴下を脱ぎ渡ることになった。


さすがに11月の水は冷たく、10秒も我慢できない。冷たすぎて体が震えてバランスも取りにくい。何とか耐えて渡ることができた。あまりの冷たさに挫けそうになったけど、さあ後は温泉だけだ!と思い直したのもつかの間、また丸太の橋が流されている!ただ、今回は目的地がすぐ向こうに見えていた。まるでおあずけを食らった犬のようだ。おかげで気力だけはわいてきたため、我慢。
湯沢では河原に穴が掘ってあり、水がたまっている。手を入れてみるとあつい。温泉だ!俄然テンションがあがる。温泉からちょっと離れたところにテントを張る。nariさんがタープを持ってきているため、テントの上にタープを張る。ずっと雨のため、非常に助かる。テントは最近買ったMSRのハバHPだ。張るのも楽ちんで見た目も格好いいためお気に入りだ。
テントの設営も終わり、体が冷えてきたため、早速温泉へ。他のグループはいないため、気にせず服を脱ぐが寒すぎる!さっさと脱いで温泉に入るが、しばらく放置されていたためか浅いうえに下に泥がたまっていて体が泥まみれに。これは後で掘ってブルーシートをかける必要があるなと思いながらも極楽極楽。体も暖まったため、底を掘ってブルーシートをかける。しばらくしたらいい感じに入れるようになるだろう。
nariさんがアボガドと生ハムを使ったつまみを作ってくれたので、ビールと一緒にいただく。うまい!うますぎる!!これは自分のレシピに追加しよう。暗くなってきたためキャンドルランタンに火をつけ、いい感じでしばらくまったりとしていたが、やっぱり寒いためまた温泉に入ることにする。
さっきより寒いがその分温泉が気持ちいい。自分で整備した温泉に入りながらビールを満喫する。雨はやむ気配どころか酷くなってくる。よく見たらみぞれかなぁと思いながらも上半身を少しでも出してると洒落にならないくらい猛烈に寒い。念入りに体を暖めてテントへ戻る。テントへ戻る道で異変に気がついた。雪が積もっている…そうなのだ。温泉でポケーっとしている間に雪に変わって一面を雪景色にしていたのだ。突然の雪にテンションが上がってしまったが、テントでは大惨事となっていた。タープに雪が積もってどんどん垂れ下がっていき、キャンドルランタンに接触していたのだ。幸い燃え広がってはいなかったが、タープに穴が開いてしまった。山の天気はすごい。

雪がすごくて寒すぎるため、食事は各自のテント内で済ませ、即寝ることになった。雪が落ちる音でたまに目が覚めたが、ぐっすりと寝ることができた。
翌日、起きてテントの外を見ると雪の重みでタープが目線の下まで垂れ下がっていた。相変わらずの雪だ。朝風呂へ行くと、nariさんが日本酒を飲んでいた。自分も戴いて雪見酒に雪見風呂と洒落込む。雪と沢の音だけの静寂な空間を独り占めだ。テントに戻り、雪に埋もれたテントを片付ける。濡れたテントをしまうのは非常に面倒だ。しかも所々凍り付いていてバリバリになっている。ため息をつきながら撤収準備を進める。
12:00に湯沢を後にする。また2回沢を渡る。行きと違い、帰りは雪が積もっているため、景色が全く違う。ただ、軽アイゼンは念のため持ってきてはいたが、必要なさそうなので装着はしなかった。ただやはりかなり滑りやすくなっており、慎重に歩く。
しばらくして雪もほとんどなくなり、登山口もあと少しのところまで来た。ここで油断したのがいけなかった。急な坂の泥に足を取られて登山道の横に滑り落ちてしまった。幸い折り返しの登山道で止まり、2、3メートル落ちただけで無事だったが、これが崖だったらとヒヤッとする。やはりどこだろうが山を舐めちゃいけないという良い教訓になった。
それから程なくして14:30 平家平温泉バス停につく。看板に平家平温泉 こまゆみの里、日帰り入浴可と書いてあったので、喜んで行く。だが時間が遅かったようで入ることはできなかった。残念。15:37のバスの時間まで寒い中ずっと待っていた。他の観光客が物珍しそうに車内から笑っている。こっち見んなw
バスに乗り、帰路につく。雪が降ったり滑ったりと色々あったが、やはり温泉はすばらしい。これから雨等で山に行けないときはここを検討しよう。